兵庫県姫路市は、姫路城の入城料について、市民と市民以外で分ける「二重価格」を2026年3月から導入する方針だ。歴史評論家の香原斗志さんは「日本人と外国人とで入城料に差をつけたほうが、公平感が増し、無用な外国人批判を生まずに済むのではないか」という――。■入城料「市民1000円、市民以外2500円」の残念さ
姫路城はほかの城とスケールが違う。大天守を単体で見て、高さ、総床面積ともに現存する12天守で最大だが、この城にはほかにも数多くの建造物が残っている。大天守のほか乾小天守、西小天守、東小天守と、それらを結ぶ4つの渡櫓の計8棟は国宝に指定されている。ほかにも櫓と渡櫓27棟、門15棟、土塀31棟、築地塀1棟の計74棟が国の重要文化財に指定されている。
姫路城は「訪日客ファースト」? なぜ海外客向けの二重価格を導入しないのか|ニフティニュース
